【失敗談から学ぶ家族旅行】初めてのゲレンデで必要な心得について

今年こそ家族で雪山遊びをしたい!!

でも実際、家族でゲレンデに行こうと思っても、何を準備したらいいか悩みますよね?

そのへんの公園とかに遊びにいくのとワケが違うので、いろいろと考えてしまいます。

せっかくゲレンデ行くんだったら、大人も滑りたいし楽しみたいですよね!

この記事で解決できること
  • 初めて家族でゲレンデに行くときのパパとママのモチベーション
  • 効果的な時間の使い方〜出発から帰宅まで〜
  • 一日楽しむ為のアイテム

数々の失敗をしてきた筆者がその失敗から学んだ楽しみ方をお伝えします。

この記事の執筆者
  • スノーボード歴20年以上
  • シーズン住み込みバイト2年経験
  • カナダ1ヶ月、ニュージーランド2週間ホームステイ&スノボ留学
  • スノーボード業界で10年以上働く
  • 現在は子供とシーズン中に各地のゲレンデへ。滑走日数10日以上
特に以下のような方へ向けた内容です
  • 自分もよくスキー・スノボをやっていた。
  • 子どもと遊ぶのが大好き。
  • アウトドア派。キャンプとかも大好きです。
  • 子どもが小さいうちからスノボをやらせてみたい。
目次

ファミリーで雪山を楽しむための3か条!!

1つ!初めての雪山は誰かと一緒に行く

雪山行くならまずは誰かと一緒に行きましょう

友達家族と行くのが一番オススメですが、おじいちゃん、おばあちゃんなどと一緒に行くのも良いです。

なぜかというと、家族だけで行くと、モメる原因になることが多いんです。

ケンカになりやすい理由
  • 子どもたちが上手く滑れないストレス
  • 子どもたちが思った以上にすぐに飽きてしまう
  • パパママの「自分たちもおもいっきり滑りたい!」が出来ないストレス

どこかでパパ、ママのガス抜きになる時間が必要だからです。

子どもたちの休憩時間、スノボに乗らない以外の遊びをしている時がパパママの達が滑るチャンスです!

誰かがいることで、交代で滑りに行けるので、ストレスなく、そしてお得にスノボが出来ます。

友達家族がいれば
  • 大人のリフトチケットを交代で使える。
  • 友達がいるので、とにかく子どもたちが飽きにくい。
  • 怪我など、もしものときの対応がスムーズになる。
  • 盗難などのトラブル対応

2つ!あらかじめ旅費の予算を把握しておくべし! 

やはり何事も準備が大切。予算を立てて旅行へ行きましょう。

全体的な旅行の予算を想定するのは当然だと思いますが、その金額に2~30%上乗せしておいてください。

どうしてか?と言うと、ゲレンデに行くと思わぬ出費が掛かることが多いです。

よくあるのが、ギアなどのパーツのアクシデント。

自分の持っている道具も、実は経年劣化が進んでいて、滑ってたら切れる、割れる、無くなる…ことが多いです。

パーツ破損が起こりやすい人
  • 子どもが生まれる前まではよくスノーボードに行っていた
  • 道具をしばらく使っていないで部屋のオブジェになっている
  • 友人、知人からのおさがりで乗り切ろうと思っている
  • メルカリ、ヤフオクなどで5年以上前の道具を購入した
ちゃんぱぱ

保管方法で全然状態違います

現地でパーツの対応が出来ればいいですが、合わないことの方が多いと思ってください。

そうなったときに最低でも、レンタルできるだけのお金を準備しておきましょう。

よくアクシデントが起こるパーツは??
  • バインディング ラチェット(カチカチ締めるやつ)
  • バインディング タン(樹脂素材のベルト部分)
  • バインディング ビス(締めてるネジ←滑り終わったら無くなっていたとか)
  • ブーツ レース(ヒモです。BOAタイプも切れることあります)
  • ブーツ ソール(剥がれる)
  • ボード ソール (滑走面の剥がれ)
  • ボード (折れる)←もはやパーツではない

アクシデントの発端はビスの締め忘れが以外に多いです。

滑っているうちにも緩まることもあるので、手頃なツールを1つ持っておくと便利です。

私のオススメはこのBURTONのドライバー。必要最低限のスグレモノです。

オススメ理由
  • めっちゃコンパクト
  • ほとんどのバインディングビスに対応するプラスビットだけ!
  • 出番のほぼ無いマイナスビットはついていない
  • ビットの付け替えで雪の中に落とす心配なし
  • 栓抜きにもなるのでアウトドアなどにも使える!?

3つ!子どもは飽きてしまうことを想定しておく

飽きた子どもの機嫌をとるのは本当に大変ですよね。

ついうっかり、「じゃあもういい!帰るぞ!」ってついついパパも機嫌損ねちゃったらもう、ジ・エンドです。

我慢にガマンを重ねた後で、子どもに「もう帰りた〜い」なんて言われた日にはブチっと行く気持ちも分かります。

でも結局それは、パパさんの準備不足。小さい子が飽きてしまうのは当たり前なんです。

そりゃそうですよ。

家で遊んでいたって30分もしないうちに遊んでいたオモチャはほったらかし。

雪遊びもせいぜい1時間がいいところです。

じゃあ、スノボは?

ちゃんぱぱ

たぶん、10分くらいです。

さすがに少し大げさかもしれませんが、パパさんが思っている以上にすぐ飽きます

「え!? 朝早くお金かけて来たのに?・・・!」

そんな苦労を労うとか、子どもたちは思ってくれません。(というか知りません笑)

家族単体で行くと、残念ながらこうなることが往々にしてあります。

自分たち大人も楽しむために重要なことは?

いかに子どもたちを飽きさせないか?が最重要課題です

今のおかれた環境下での楽しみ方を考えることが大切です。

子ども達が飽きないアイテム7選

・任天堂switchなどのポータブルゲーム

ただし、時間などのルールを決めましょう。雪なんてそっちのけでずっとやり続けてしまいます。急にやめさせたりしたら、逆に子どもの機嫌を損ねる危険性あります。

・スマホ

youtubeなどの動画。あらかじめダウンロードしておくことをオススメします。

Wifi環境のある休憩スペースはまだまだ少なく、データを使いすぎてしまう恐れがあります。

バッテリー不足も気になるところ。ゲレンデのコンセントを使うなんてことは絶対にやめましょう!

モバイルバッテリーを準備するのが一番です

・トランプなどのカードゲーム

UNOなんかもいいですね。あとはポケモンカードとかちょっと長期戦になりそうなカードゲームもgood!!これを機にパパも参戦してみるのもいいですね。

【お父さん向け】ポケモンカードの基礎知識

・おえかきセット

塗り絵なんかは小さな子どもたちには絶大なパワーがあります。100均などのぬりえノートなどもいいですが、事前に子どもたちに聞いておいてネット検索してプリントアウトするのもオススメです。

・雪遊びセット

雪玉つくるオモチャ、ソリなんかです。

なんだかんだで雪遊びは楽しいですよ!やっぱり雪合戦が盛り上がります!!

・本

個人プレーになりがちなのはマイナス点ではありますが、ハマってる本を持っていけばゲーム同様【のめり込み状態】になるので時間を稼ぐには便利です。

・クイズネタ

みんなでワイワイ。チーム分け、回答用紙なんかがあれば、さらに時間稼げます。

【番外編】けん玉

なんか意外かもしれませんが、スノーボーダーに愛されているのがコレ。

実は滑りのレッスンにも使えます。身体の上下運動(膝の使い方)が近いんです。

山籠りしていると必ずと言っていいほど、けん玉が上手い(上手くなる)ヤツが1人はいます…

ちゃんぱぱ

滑りより上手くなるツワモノもいますね…

王道はやっぱり子どもたちはスクールレッスンを受ける

いちばん雪山の楽しみ方を知っているのは山の人達です。

多少のお金を使って「自分が滑れる時間」を作れて、なおかつ子どもも楽しんで帰ってくる。

最高じゃないですか?

ただ、ここで誤解しないでほしいのが、1回のスクールで結構滑れるようになるんでしょ?と思ってしまう事です。

正直、なったら奇跡です。

でもきれいな滑り方の基本はしっかりと教えてくれます。

将来的にはパパママが子どもに滑りの極意を教わるかもしれません(笑

また、スクールによっては、スノボ以前に雪山ビギナーむけの内容もあり、雪遊びも交えた内容になっているので、そこまでボードに乗ることは無く終わってしまう…なんていう、半分託児所的なクラスも用意されているので、本当にスノーボードを習わせたい!という方はスクールのクラス内容をよく確認しておきましょう。

これはやめよう!ゲレンデに来たときのマナー!

休憩スペースの席占有

あからさまな座席取りはやめましょう。

当然ですが、特にお昼の時間帯は混み合います。お友達家族と来て10席分とかを1日中基地化するのはさすがに宜しくないです。

譲り合いの精神を忘れずにお願いします!

食べ物の持ち込み

あからさまな持ち込みもそうです。

小さいお子様がいるご家庭はちょっとくらい目をつぶってあげられますが、できる限りゲレンデ内の食事をオーダーしましょう

お弁当をこしらえてくるファミリーさんもいらっしゃいますが、ゲレンデのご飯もその地方で有名な食材を使ったものなどを揃えているところもあります。

せっかくなんで、郷土料理、そのエリアのソウルフードを楽しんでみましょう!

あのゲレンデまぁまぁ人気好きだったのになぁ~

こんなセリフも皆さんが持ち込み飲食した結果、経営が難しくなった可能性があることを忘れずに心得ておきましょう。

【盗難事故】本当に気をつけよう!

盗難には十分お気を付けください!最近は本当に多いです。

せっかくの楽しい思い出も一瞬で台無しになります。ボードなどのギアも持っていかれます。一瞬で。

というか、そういう人たちはもうその気で狙っています。トイレのわずかな時間でもキケンです。

必ず誰かに見ていてもらいましょう。

最低限の装備としてワイヤーロックは忘れずに!

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感想(303件)

ファミリー向けゲレンデを知っておこう

ファミリーなので、車で行く事をベースに、道のりもそんなにテクニカルではない場所、高速からのアクセスなども考慮しています。

この記事では簡単な紹介だけ!詳しくは別の記事で書きます。

■ハンターマウンテン

アクセス:3.5

ファミリー度:4

アフター:3

託児所あり、スノーパーク(雪遊び)あり、キッズスクール、レンタル豊富

帰りは塩原温泉で!監督のじーばーたちは大喜びですよ!

■軽井沢スキー場

アクセス:4

ファミリー度:3・5

アフター:4

なんといっても、もし飽きたらアウトレットでお買い物もできる!という最強のカードがあります!監督じーばーに任せて、パパは滑っちゃう!?(笑)

■アルツ磐梯スキー場

アクセス:3

ファミリー度:4

アフター:3

日帰りではなく、泊まって存分に楽しみたい!そんな方には打って付けのゲレンデ!

早朝キャットツアーやっているので、いい雪当たったらチャンス!その時はじーばーなど監督に子どもたちを任せましょう(笑

家族で初めて行くゲレンデの心得についてまとめ

冬の醍醐味といえる雪山遊び。

まずは雪山が好き!スキー、スノボが楽しい!って言ってもらえるよう、しっかり準備するのが親のつとめです。

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