「子育てにマンガを読ませます」は正解だという理由

日本の魅力の一つとも言われるマンガやアニメーション。

とはいえ、子どもにマンガを読ませるのってなんだか抵抗がある方、いませんか?

そのすべての始まりはこの言葉かもしれません。

「マンガばっかり読んでないで!勉強しなさい!」

パパ世代からすると一度は耳にしたことあるんじゃないでしょうか?

子どもに対して「マンガ=悪いもの」となっている、というか身体に染み付いている。

それも結局、私達「大人世代の常識」を子どもに植え付けているだけかもしれません

マンガが子育てに役に立つのはこのような部分です。

  • 読解力
  • コミュニケーション力
  • 縦文字文化

見方を変えれば「マンガは子育ての強力な武器になるんだよ」という話をしていきます。

目次

子どもとの会話のキッカケ(ネタ)作りになる

小学校高学年くらいになってくると、だんだんと子どもたちだけの社会へと離れていきます。

とくに男の子なんかは

買い物?おれ、行かねー。

とか平気で言い出します。

ちゃんぱぱ

そんな私も言っていた記憶あります

少しずつ離れていく子どもたちが成長していく姿は嬉しい反面、ちょっぴり寂しさもあり不安が入り交じる・・・。

そんな時期です。

5〜6年生の高学年くらいになってくると、特に男の子は親との会話も少なくなり始めてきます。

そんな多感な時期の子どもと「つながり」を持つための共有ツールとして僕はマンガを選びました。

理由は簡単。自分もマンガが好きだから。

少し大きくなった子どもたちも親と「何話そうかな…?」というシーンに出くわした時、当たり障りない調子で会話が出来る便利なツールになります。

すなわち、親子で使える対人コミュニケーションの練習にも使えるというわけです。

マンガって実は国語の勉強になる

ちょっとここは掘り下げていきます。

マンガも基本は縦の文章になっているものが多い

日本に住んでいる限り、縦の文章から逃れることは出来ないでしょう。

昭和〜平成と生きてきた世代は圧倒的に縦文章が主戦場だったと思うので、「当たり前」に見慣れていました。

同じ感覚で今の20代くらいまでの世代で考えれば、横文字の方が「当たり前」になるくらい、環境は変わったと思います。

国語の授業だけで縦文字に慣れるっていうのも、今の子どもたちは不利ですよね。

マンガって、こういった環境の変化にも対応しやすく出来ていると感じます。

マンガの画調は現代に沿っているんだけど、構成や文章は昔ながらの縦文章が多い。

だから少しでもマンガで見慣れておくことで国語の教科書とか見ても縦の文章に対してストレスが軽減されます。

目を使って縦文章を追いやすいので頭の準備が出来ます。

タイトルごとに難易度分けできる

内容の難しさ、言葉使い、漢字。

何となくでいいので、その学年に合ったマンガのタイトルを自分なりに設定してみてください。

(後ほど「私が選ぶ1年生〜6年生作品」を書こうと思います)

学校の教科書も低学年は挿絵が多く、高学年ともなれば文字数も多くなります。

さらに、作者の思いや情景理解などが求められるようになります。

あらかじめマンガで人物の感情表現などを頭でイメージ出来るようになれば国語のテストでも力を発揮できます。

つまりサプリメント的な役割でマンガを活用出来ます。

マンガを読ませるデメリットは?

もちろん、マンガを読むことはいいことばかりではありません。

マンガを読んでいくことで考えられるデメリットはこのような事が考えられます。

マンガを読むことのデメリット
  • マンガに読みハマってしまう
  • 現実とマンガの世界との区別がつかなくなる
  • 内容によっては余計な事(荒い言葉やアクション)を覚える
  • 片付けしないで散らかりっぱなしの部屋になる

これ、何かの状態と似てませんか?

そうです。ゲームと同じ感覚です。

やはり一番は「ハマってしまう」事が問題になりそうです

なので、

ちゃんぱぱ

「マンガ読むのはいいけど、これは守ろうね!」

という【適度に読むためのルール】は決めておきましょう。

それはもちろん、パパママたち大人も一緒。親も決められたルールを守ことが大切です。

  • マンガ読むなら30分単位だよ
  • 読んだら元の場所に戻そうね
  • 読んだ感想教えてね

子どもはちゃんと見てます。

なんで自分だけルール守らないとダメなん?」

ってなってしまうと、必ず続きません。

マンガの入り口は「アニメ」でもいい

かくいう我が家もキッカケはアニメ「鬼滅の刃」でした。

なんだか子どもたちの間で話題になっているらしい、そんなこともあってアマプラにて鑑賞。

第一話の衝撃。

ちゃんぱぱ

これ、子どもに見せて大丈夫か・・・?

当初はそんな不安もよぎりましたが、ちょっと重めのバイオレンスはあまり無かったこと、

そして何より物語自体がとても良く出来ていたので家族全員ハマってしまいました。

合わせて読んでほしい:改めて「鬼滅の刃」を家族でディスカッションしてみた

子ども同様にアニメから入ってハマり、続きが読みたい!となったことでマンガを購入

それまで子どもたちはマンガを読むという習慣が無かったので、この時が初めてになるんだと思います。

大切なのは「購入する」ということ。

大人と子どもの理解度は差がありますので、子どもがしっかり内容をつかんでパパママにアウトプットするにはレンタルだと時間が足りません。

合わせて読んでほしい:電子書籍のメリットデメリット

【なぜ僕は子どもにマンガを読ませるのか?】についてのまとめ

マンガを読むことで得られる効果は意外にも大きい事が分かりました。

  • 文章に慣れる
  • 文脈に対する感情表現が理解出来る
  • 誰かと話すときの話題づくり

思春期に近づくほど、子どもとの会話が少なくなっていくように思う方も多いはず。

たかがマンガ、なんて思わず一度試してみてください。

youtubeなどの動画をよく見ている子たちにはとくにススメやすいです。

「勉強ばっかりしてないで、ちょっとはマンガでも読みなさい!」

なんて言える日が来たらいいですね。

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