オリンピックでの日本人選手の活躍もあり、自分もやってみたい!と思った方も多いのではないでしょうか?
とはいえ、スノーボードを始めたいと思ったらまず何から買えばいいんだろう?って悩みますよね。
大体の方は「ボード」「ブーツ」、もしくは「ウェア」と答えるんじゃないかと思います。
もちろん、それも間違いではありませんが、実はもっと重要で役に立つグッズがいくつもあります。
今回はボード・ブーツとかではない、ギア以外の記事です
そこで今回は、これからスノーボードを始めたいと思っている方へあると便利な道具に絞ってオススメを書きます!
何より初心者のかたにはこのように提唱します。
これから始めたい初心者の皆様は、少しでも道具の出費は抑えてゲレンデに行く回数を増やそう
この記事を読めば、これからスノーボードを始めたい人にとって【本当に必要なものが何か】が明確になります。
スノーボードを長くやってきた筆者だから分かる納得の内容です!
- スノーボード歴20年以上
- シーズン住み込みバイト2年経験
- カナダ1ヶ月、ニュージーランド2週間ホームステイ&スノボ留学
- スノーボード業界で10年以上働く
- 現在は子供とシーズン中に各地のゲレンデへ。滑走日数10日以上
スノーボードで絶対買うべきオススメNo.1【ファーストレイヤー】
まず買っておくといいものではファーストレイヤーを圧倒的にオススメします!
そもそも【ファーストレイヤー】って何?
簡単に言えば「肌着」です。
肌着はパンツなど下着の上に着るものです。
分かりやすくいえば、ユ二クロのヒートテックのような機能性インナーを指します。
まずはファーストレイヤーというのは「濡れにくいインナー」と覚えておきましょう。
ヒートテックはぶっちゃけスノーボードのインナーとしては向いていないのはご存知でしたか?
えー!?って思った方はこちらを読んでもらえれば解決します。
ファーストレイヤーをまず買うべき理由
「なんでまず肌着(下着)からなの?」
と思った方も多いはずです。その理由は2つあります。
理由① 快適にスノーボードを楽しめる
スノーボードを快適に行う上で天敵となるのが「冷え」です。
初心者がスノーボードをやめる理由で、「寒いから」って意外と多いんですよね
「スノーボード」のイメージはどんなモノかを調査をしました。「特にイメージはない」の41.9%を除くと、総合ランキングで1位は「怪我をする恐れがある」で28.7%、2位は「カッコイイ」で13.8%、3位は「流行っている」で13.0%、4位は「寒い」で10.9%、5位は「お金がかかる」で10.0%という結果でした。
https://chosa.nifty.com/hobby/chosa_report_A20190118/7/index.html
【汗冷え】からカラダを守るかが一番重要で、ファーストレイヤーは冷え対策のキホンともいえます。
冷え対策に技術は必要ありません!少しの知識とお金があれば解決できます!
- 身体の熱を逃がす素材で出来ているので、熱がこもりにくく、体温を一定に保ってくれる。→透湿性
- 乾きやすいので、肌にまとわりつくような汗冷えが起こりにくい。→速乾性
例えば、秋冬の寒い日に汗をかく運動をした時に、急激にカラダが冷えた経験ありませんか?
何か重たいものを持ち運びして汗かいた時とかも含みますよ!
この時に発熱したエネルギーが汗になって下着や服に汗として吸着します。
一般的な肌着の素材では速乾性が乏しく、寒い外気にふれて汗が一気に冷たくなります。
それが直接肌に触れて「冷っと」なりますよね。
これが【汗冷え】です。
この【汗冷え】現象が起こりにくくなるような素材で作られた濡れにくいインナーなんです。
【汗冷え】はスノーボードをしていても起こります。
では、実際にスノーボードに行って汗をかくシーンをいくつか上げてみました。
- 変わりやすい山の天気(いきなり暑くて突然の極寒)
- スノーボード、実は全身運動
- 1本滑ってリフト移動の間に冷える
- 休憩所やレストランは暖かく、外は寒い
- 過度な防寒対策
このように、「寒い」だけではなく、「暑い」シーンがけっこうスノーボードの中には潜んでいます。
すでに「暑いなー」と感じている時点で汗は発生していると思ってください。
身体の温度をいかに一定に保つかが、
快適なスノーボードをするための極意です。
理由②「やっぱスノボはやらない!」という時に、二次利用が出来る
筆者が考えるのは「初心者は少しでも道具の出費は抑えてゲレンデに行く回数を増やそう」なので、これからスノーボードを始めたい方へはこのように提案します。
まずはレンタルのウェアでお試ししてみてはどうでしょうか?
今やレンタルはゲレンデで借りるだけではありません!最新のレンタル事情はこちらをお読みください
ファーストレイヤーを購入して、レンタルウェアで身なりを整えれば、ちょうど1万円くらいになります。
浮いたお金の分、スノーボードスクールに入ってレッスンを受けた方がよっぽど楽しく、ファーストレイヤーで快適なスノーボードライフが楽しめます。
- 1回分多くゲレンデに行ける
- スノーボードスクールに入れて上達と楽しみ方を教えてもらえる
- 温泉♨やグルメ🍴などのスノーボード以外の事まで楽しめる
それでもやっぱり、スノーボードが合わない人はたくさんいます。
そこで、最悪「スノーボード、やっぱりやらない!」となった時にファーストレイヤーは【家着】に出来ます!
ファーストレイヤーの上手な購入&活用方法
まず、購入する際のカラー選びとしては無難な【黒】をオススメします。
実は、普段のインナーとして使え、寒い時期に重宝するので、「買い損」になりません!
凝ったデザインもありますが、正直それだと本当に家着のみになります。
そもそも、インナーなので見えなくなりますから、気を使わずに使い倒せます。
パンツインして着たっていいんですよ!肌着なんだから!
肌寒くなった秋から春先まで普段の日中に着ても快適なんです
そんなファーストレイヤー。1万円以下で快適なインナーが準備出来ます。
オススメはやっぱりBURTON。
スノーボードを知り尽くしたブランドですので、まずはBURTONを選んどけば間違いはありません。
丈も長く出来ているので、普段着の下にインして着てもファーストレイヤーが出てしまうこともなく体温を一定にキープしてくれます。
値段も5~6,000円前後と良心的な価格です。
ファーストレイヤーも旧モデルがあるので、よりお買い得にGet出来たりします。
もちろん、女性用、キッズ用もあります。子ども用なんかはパジャマ用にも最適です。
上下セットアップで揃えるとカワイイし、寝起きでそのまま山へ向かうことも可能です。
子どもはそのまま上着を着せるだけでいい感じに仕上がりますよ!
ウチの奥様ですが、あまりにも快適過ぎて冬のファーストレイヤーは必須アイテムになり手放せなくなりました。
スノーボードで絶対買うべきオススメその2【ゲレンデ用のお財布】
全国のゲレンデでキャッシュレス決済が進んできていますが、まだまだ現金支払いのシーンが想定されます。
滑るときにもいくらかの現金をもっておきたいですよね。
だからといって、ウエストバッグを持ち歩くのはそれなりのリスクが伴います。
- 全身運動のスノーボードにとって、単純に邪魔くさい
- 実はリフト降りる時に引っ掛かって危ない
- よくコケるのでバッグが雪まみれになり、腰が冷える
運動するわけなので、出来るだけカラダ一つで滑りたいですよね
ゲレンデに持っていく現金っていくらぐらい?
通常ゲレンデでお金を使うシーンがあるのは、そこまで多くありません。
- 喉が渇いて自販機で飲み物を買う
- 昼食を取るためにレストハウスで食事をする
- 滑り終わってからのスイーツ(クレープ・ソフトクリームなど)
おおよそこの程度なので、だいたい2,000〜3,000円が平均的ではないでしょうか。
1000円札を数枚入れておけば十分です
ゲレンデ用のお財布に適したものは?
ではゲレンデに行くのに理想的なお財布はどんなものでしょうか?
- お札が濡れない
- スマホもしまえる
- ウエアのポケットに入れてもガサばらない
- 小銭も分けて収納出来ればよりOK
究極を言えば、ジップロックのようなものでも十分役割を果たしてくれます。
スノーボードで絶対買うべきオススメその3【ワイヤーロックチェーン】
もうやる気マンマンでギアから買い揃えたビギナーの方も多いですよね。
そんな方には絶対に買ってほしいアイテムです。
あなたが思っている以上に盗難は多発している
犯行はほんとに一瞬です。
気がついたら無くなっている…。
ついつい楽しくて気を抜いてしまい、安全対策をせず無防備にしてしまう。そんな時ありませんか?
- トイレのちょっとな時間だから・・・
- ジュース買うくらいなら大丈夫っしょー
- 近くに友達いるから気づくよねー
最近は悲しい事に犯罪も多様化しています。
ギアを見定めてマークして持ち主のスキを狙っている…なんて声もあります。
正直、キーロックでもワイヤー切られて盗まれてしまう事もあります。
ワイヤー切る心無いヤツもいるのでキーロックつけてても気を抜けませんが、確実に何もしないよりは抑止効果があります。
ワイヤーロックもいろいろな種類がありますが、私がオススメしたいのはこちらのコイル式ですね。
- 収納型の細ワイヤータイプよりも丈夫
- ボードの流れ止め(リーシュコード)としての機能も果たしてくれる
- 自転車などにもちょうどいい二次利用性
これならリーシュコードにも使えるし、ポケットにいれたとしても邪魔くさくありません。
【まとめ】迷ったらファーストレイヤーだけでも買っとけ!
もしもあなたが1万円もっているとするならば、まずは自分の守りを固めるところから始めてみてください。
その中でもやはりファーストレイヤーは自信を持ってオススメ出来ます。
しっかりしたものを選べば長く使えますし、何より快適です。
実際ウインタースポーツが自分に合わなかったとしても、他で機能する道具が盛りだくさんです。
そしてその分浮いたお金があれば、友達を誘ってもう一度ゲレンデにいきましょう!
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